冬になると、風邪を引きやすくなってしまいます。
これは、気温が下がって空気が乾燥することで、
細菌・ウイルスにとって都合のいい環境になるため。
そこで今回は、
2018年の風邪はどんな症状でどんな特徴があるのかを、
過去に流行した風邪から予想してみました。
また、予防や対策方法も紹介するので、
ぜひ参考にして風邪を引かないようにしてくださいね。
目次
2016~2017年に流行した風邪の特徴は?
風邪にはさまざまな種類がありますが、
年や地域によって流行が違います。
過去に流行した風邪の特徴を紹介します。
▼インフルエンザ
潜伏期間:1~3日間
頭痛をともなう38℃以上の高熱が2~4日間続き、
その後に、のどの痛み・鼻水・咳・筋肉痛といった症状が表れます。
感染率の高さから、ほかの風邪とは区別されています。
▼RSウイルス感染症
潜伏期間:2~7日間
主に2歳未満の子供がかかりますが、
疲れて免疫力が弱っている大人が感染する事もあります。
喘息のように「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった呼吸をともなうのが特徴で、
38℃以上の発熱をともなうこともあります。
▼咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)
潜伏期間:5~7日間
夏場のプールで感染が広がることが多かったのでプール熱とも呼ばれていますが、
近年では年中に渡って感染する可能性がある病気とされています。
発熱・のどの痛み・目の充血(かゆみ)といった症状が特徴です。
▼ヘルパンギーナ
潜伏期間:2~4日間
症状は発熱・のどの痛みで、口の中、のどの奥に水疱ができるのが特徴です。
本来の流行期間は夏ですが、
2017年初めは、冬でも感染が多くみられて話題になりました。
▼手足口病(てあしくちびょう)
潜伏期間:3~7日間
口の中・手のひら・足のうらに水疱ができるのが特徴で、
通常は1週間ほどで完治します。
原因ウイルスがヘルパンギーナと同じため、
症状が悪化すると、ヘルパンギーナを発症することもあるので気をつけてください。
いづれも、普通の風邪とは違い症状が強く表れるので、
病院で診てもらうようにしましょう。
Sponsored Link
一般的な風邪の症状と対策は?
数ある病気のなかでも、誰もが罹ったことがあるのが風邪。
正確には風邪という病名はなく、
比較的症状が軽い、ウイルスや細菌の感染症を風邪と呼びます。
風邪を引いた時に共通する症状として、
・鼻水
・鼻づまり
・のどが痛い
・発熱
・頭痛
などがあります。
風邪の症状は、体内のウイルスや細菌を外に追い出すために起きるので、
外に近い鼻やのどに症状が多く出ます。
また、臓器に感染して症状が表れることもあるので、
一括りに風邪といっても、症状は様々です。
▼呼吸器系に感染すると?
気管支・肺が感染すると、咳や痰(たん)といった症状が表れます。
ウイルスや細菌は、空気が乾燥していると、空気中に浮遊しやすくなるので、
マスクをして二次感染を防ぎましょう。
▼消化器系に感染すると?
胃腸が感染すると、下痢(げり)や嘔吐(おうと)の症状が表れます。
体外に排出された内容物(便・嘔吐物)には、
ウイルスや細菌が多く含まれるので、消毒を徹底して二次感染しないようにしましょう。
風邪を引いてしまった時は、安静にすることが大切。
薬を服用するのも有効ですが、
基本的には安静にして栄養を摂ることで、病状は回復していきます。
ですが、高熱が出ているなど症状が強い場合や、
数日が経過しても病状が改善しない場合には、内科の病院に行くようにしてください。
2018年の風邪の症状と特徴は?
2018年はどのような風邪が流行するのか?
予想するのはかなり難しいでしょう。
風邪の流行は、医療機関を受診した人の集計を元に発表されるので、
2018年の春先になって、
「年初めはこんな風邪が流行しました」
という集計結果が発表されます。
大切なのは、各自の予防意識を高めること。
風邪を引いていなくてもマスクを着用し、
手洗い・うがいを徹底していれば、
十分に風邪を予防することができます。
そのうえで、バランスの良い食事や、
規則正しい生活をすれば、風邪だけではなく、
病気に強い体を作ることができますよ。
Sponsored Link
2018年の風邪の症状と特徴は?過去の流行や対策方法! まとめ
2018年の風邪の症状と特徴について、
これまで流行してきた症状から予想を試みてみました。
しかし、これから流行する風邪を予想することは難しいです。
これまで流行してきた風邪が、
結果的に2018年も流行するかもしれないですね。
手洗い・うがいや、マスクをするなど、
基本的な予防をキチンとすれば、
風邪を引く確率をグッと下げることができます。
風邪は万病の元と言います。
生活習慣を改め、健康な病気に強い体を作っていきましょう!