もし親族が亡くなった場合、
どの続柄までが喪中の範囲なのか把握していますか?
特にこの時期は喪中はがきを出さなければならないので、
考えてしまう人が多いでしょう。
そこで今回は、
喪中の範囲や期間について解説していきます。
大人のマナーとして、ぜひ知っておきましょう。
目次
喪中の範囲はどこまで?
喪中の範囲は、亡くなった人と自身との続柄によって異なり、
一般的には0親等〜2親等までが喪中の範囲といわれています。
自身の夫や妻
【1親等】
自身の父母、配偶者の父母、子供、子供の配偶者
【2親等】
自身と配偶者ぞれぞれの祖父母、
自身と配偶者それぞれの姉妹、兄弟
孫、孫の配偶者
0親等〜2親等までの親族に不幸があった場合、
喪中はがきを出す必要があります。
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喪中はがきはどこまでの相手に出せばいい?
喪中はがきは、
新年の挨拶を控えさせていただきたい、という欠礼状なので、
年賀状のやり取りをしている相手や、
新年の挨拶を交わしている相手には出すようにしましょう。
仕事関係はどうしたらいいのか悩みますが、
プライベートな接点が無いビジネスだけの相手なら、
通常通り年賀状を出してもかまいません。
◆喪中はがきを出す時期は?
喪中はがきは、
11月中~12月初旬には相手に届くように出しましょう。
相手に喪中であることを知らせるためにも、早めに出す方がいいですね。
◆喪中はがきを受け取った場合は?
喪中はがきを受け取った場合、
こちらも喪中はがきを送り返すようにします。
喪中の期間はいつまで?
故人との続柄によって喪中の期間が違います。
【夫】13ヶ月
【妻】90日
【兄弟、姉妹】90日
【祖父母(父方)】150日
【祖父母(母方)】90日
【おじ、おば】90日
喪中は故人を偲ぶ期間なので、この期間中は旅行や慶事、
新年のお祝いに関するものは控えるようにしましょう。
喪中の範囲はどこまで?期間は?知っておきたい大人のマナー! まとめ
今回紹介した喪中の範囲や期間、過ごし方は一般的なものです。
住んでいる地域や宗派によって違う場合もあるので、
一度は親類など、詳しい人に聞いておきましょう。
最近では、喪中はがきも白黒ではなくカラーもOKになったりと、
時代に合わせて様々なことが変わりつつあります。
それでも、個人を偲ぶ大切な風習が喪中です。
大人として、最低限の喪中のマナーをこの機会に知っておきましょう。